むち打ち症治療日記

2017年7月19日 水曜日

なんで痛みは後から出てくるの?

こんにちは。

本日の内容はこんなテーマ、
交通事故後【なんで痛みは後から出てくるの?】

みなさんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

当院で問診の際に、お話を聞かせてもらっているときによく聞くんですが、

「事故した当初は痛みがなかったけど、どんどん痛みが強くなってきて・・・」
「全然大丈夫だったんだけど・・・」


交通事故というのは、自分が思っている以上に身体に負担が加わっています。

というのも、人間の身体は、予測できる衝撃に対しては防御反応を示すようにできています。

例えば、転倒しそうな時は瞬時に腕をついたり体に力を入れたり、ケガを軽くするために身構えます。

ところが交通事故の場合、一瞬の出来事に身構えることができないまま、衝撃を受けることも少なくありません。

追突事故などの予測できない衝撃の場合、無防備状態の体は後方からの衝撃によって首が一度後ろへ傾き、その反動で前へと激しく揺さぶられます。

細い首に頭という重いものを支えている首は、小さな衝撃でも症状が強く出やすいのです。

そして、交通事故の直後というのは、興奮状態にあってとても神経が高ぶっています。

なので余程の外傷(骨折や出血や強い打撲)などない限り、痛みを感じにくい状態になっています。

難しいワードですが、
アドレナリン・β(ベーター)アンドロフィンというホルモン分泌によってそのような状態になります。

アドレナリンは特に危機感や不安、怒りを感じることによって分泌されるもので、よく聞く【火事場の馬鹿力】として知られるように血糖値上昇、心拍数や血圧上昇をもたらし、感覚を麻痺させる働きがあります。

もう一つのβ(ベーター)アンドロフィンといのは、人が危機に遭遇し、身体が損傷したときに分泌される物質で脳内麻痺と呼ばれるくらい鎮痛作用が強く、興奮が収まり落ち着いてくると、痛みを感じて失神してしまうほどの効果があります。

当院では、できる限り軽い痛み、違和感のみでも一定の期間は経過観察が必要だと考えています。

なぜなら、交通事故の保険(自賠責保険)というものは、事故後どれだけ遅れても適用できるものではありません。

『事故直後に痛み・違和感との因果関係がハッキリしているものに対して』の保険です。

交通事故の治療でも慢性的な痛みでも同じですが、今見えている痛みだけにとらわれてしまうと隠れた部分に大きな根本的な原因が残っていることがあります。

ですから、「今大丈夫だから・・・」であれば今大丈夫だからこそ、今後の長い期間を考えて必要な治療をしていきましょう。




投稿者 ハート接骨院

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